コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: 【お茶の淹れ方】水について

【お茶の淹れ方】水について
お茶の知識

【お茶の淹れ方】水について

こんにちは!白鷺茶房の赤松です。
本日は、お茶を淹れる際の「水」についてご説明します。

実は、急須で淹れたお茶のうち、茶葉から抽出された成分はごくわずか(数パーセント)に過ぎません。カップの中にあるものの9割以上は「水」そのものです。

だからこそ、お茶の味や香りを引き出すためには、水の扱い方が非常に重要になります。

とはいえ、大掛かりな道具を用意する必要はありません。今日から意識できるポイントは、以下の3つです。

1. 水道水のまま使わず「浄水」か「ミネラルウォーター」を

日本の水道水は高品質ですが、安全性を保つための「塩素(カルキ)」が含まれています。この臭いが、お茶の香りを遮ってしまいます。

そのため、水道水をそのまま使うのは避け、浄水器を通した水か、ミネラルウォーターを使用してください。

2. ミネラルウォーターを選ぶなら「軟水」を

もし市販のミネラルウォーターを購入される場合は、その「硬度(ミネラル成分の量)」に注目してください。

通説では「日本の緑茶には軟水が合う」とされていますが、実はそれほど単純ではなく、硬度の構成成分によっては硬水の方がうま味が強く感じられるケースもあります。 

そのため、まずは失敗の少ない「軟水」を選んでいただくのが無難で確実です。
※「マグネシウム」が多い水は、苦くなる傾向が強いです。

3. 低温で淹れるときも、必ず「一度沸騰」させる

 たとえば60℃や80℃といった低温でお茶を淹れる場合でも、「途中で加熱を止めたお湯」を使うとお茶の味がボヤけてしまいます。

少し手間ですが、ヤカンや温度設定機能付きのポットを使う場合も、一度100℃までしっかりと沸騰させてから、湯冷ましをして目的の温度まで下げて使用してください(水出しの場合を除きます)。

科学的な全容はまだ解明されていませんが、一度沸騰させることで水中に溶け込んでいるガス(空気)が抜け、お茶の成分が正しく抽出されやすくなるためと考えられています。

実際に淹れてみると、ボヤけた味になってしまいます。

ほんの少しの水への配慮で、お茶は変わる

  1. 塩素を避ける(浄水を使う)

  2. 苦みを避ける(軟水を選ぶ)

  3. 味がボヤけるのを避ける(一度沸騰させる)

この3つを意識するだけで、お茶の味わいがくっきりします。
ぜひ次の一杯から試してみてください!

Read more

他の記事を見る

【お茶の淹れ方】茶葉の量について

【お茶の淹れ方】茶葉の量について

こんにちは!白鷺茶房の赤松です。今回は、お茶を淹れる際の「茶葉の量」について解説します。 お茶の味が薄くなったり濃くなったり、淹れるたびにブレていませんか? 茶葉の量も、裏面表示に書いている推奨量を参考にして欲しいのですが、前回同様に「測る」ことがとても大切です。 キッチンスケールがあれば、茶葉の量は測ることができます。そうすることで、お茶の味がブレる原因を一つ無くすことができます。 また、...

【お茶の淹れ方】急須について

【お茶の淹れ方】急須について

こんにちは!白鷺茶房の赤松です。本日はお茶を淹れる際の「急須」についてご説明します。 店頭でも、「急須は何を選んだら良いんですか?」というご質問をたくさん頂きます。 そこで今回は、急須の特徴と選び方について解説していきます。 大きく分けて「素材」「形状」「茶漉し」の3つの視点から、その仕組みを整理します。 1. 素材の選び方:「吸水性」の有無で分ける 急須の素材は、主に、陶器・炻器(せっき)...