
【お茶の淹れ方】時間について
こんにちは。白鷺茶房の赤松です。
今回は、お茶を淹れる際の「時間」について解説します。
店頭でよく「普段はバタバタしながら淹れるので、時間は大体で測っていない」というお話を伺います。しかし、お茶の味を毎回ブレずに安定させるためには、「どれだけ不確定要素を減らせるか」が何より重要です。
時間は、手元のスマホやタイマーさえあれば今日から一秒単位でコントロールできます。ぜひ一度、正確に測って淹れてみてください。
1. 「温度」と「時間」の関係
前回、お湯の温度を下げると「苦みや渋みが出にくくなる」というお話をしました。
では、温度を下げたときに抽出時間はどう変わるかというと、「より長い時間が必要」になります。
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高温のお湯: 茶葉の成分が急速に溶け出す(味はしっかり出るが、苦み・渋みも出やすい)
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低温のお湯(湯冷まし): 成分が溶け出すのに時間がかかる(じっくり待つことで、うま味を引き出す)
温度を下げるレシピのときは、その分「待つ時間」を長く設定するのがお茶のロジックです。
2. 茶葉の「形状」による時間の違い
お湯の温度だけでなく、茶葉の形(製法)によってもお湯が浸透するスピードが変わるため、待ち時間が大きく2パターンに分かれます。
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煎茶:1分30秒 〜 2分前後 茶葉の形状がしっかり残っているため、お湯を含んで葉が開くまでに少し時間が必要です。
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深蒸し煎茶:1分ほど 製造工程で長く蒸されているため、茶葉が細かく崩れています。その分、お湯が素早く浸透して成分が溶け出しやすい性質を持っています。
まずは「パッケージの裏面」を測ることから
まずは、お手元のお茶の袋の裏面に記載されている「推奨時間」を、タイマーで正確に測ることから始めてみてください。
基準となる時間を一度固定してみることで自分好みの味のコントロールができるようになります。

